赤毛のアン
「エデンの国がまだ少し残っているような、すばらしい日だと思わない、ダイアナ?」アンは幸せのあまり、思わずため息をもらした。「あたりは魔法でいっぱい。ほら、あの取り入れ中の谷間、紫色の靄をカップにそそぎこんだようじゃないの。それに、このモミの枯れ葉の匂いを嗅いでみて! イブン・ライトが柵の柱を切りだしていた、あの日あたりのいい、小さな窪地から匂ってくるのよ。 かくのごとき日に生きていられる幸せよ、モミの枯れ葉の匂いを嗅ぐは、天国なり。これ、三分の二はワーズワースで、残りの三分の一がアン・シャーリー。でも、天国には、モミの枯れ葉なんかないわよね? それでも天国で森の中を歩いているとき、モミの枯れ葉の匂いがしてこなかったら、天国も完璧な場所とはいえないような気がするわ。天国ですもの、木の葉は枯れないけど、枯れ葉の匂いはしているのかもしれないわね。きっとそうだわ。あのすばらしい香りは、モミの魂なのよ──そうだったわ、天国に行くのは、魂だけなのよね」
モンゴメリー/赤毛のアン「アンの青春」(講談社/掛川恭子訳) より抜粋
プリンスエドワード島じゃなくても、埃っぽくてごみごみした名古屋の片隅の古いアパートにいても、このくらい感動と感謝できるようなメンタル欲しいな
春は優しくない
優しいイメージがあるけど、優しくない。
寒暖差が激しくて、風が強くて、心がざわざわして何だか疲れる。
景色はうららかで、癒やされることもあるけど…
でも、それに惑わされて油断してはだめ。
どんぐり
「気にしすぎ日記」ってゆうブログは閉鎖しようかなと思ってるんだけど、その中で気に入ってた日記だけコチラに移設しようかなとゆうことで
お菓子のこと
砂糖が入ってるものをなるべく食べないようにしてはいるんだけど、いただき物は有り難く食べさせてもらいます。
職場とかほんとよくお菓子もらうのですが、
疲れてるときなんかにフイに差し入れてもらえるととても癒やされる。
これも、職場でもらったお菓子
どんぐりって名前と、ゆるいイラストにほっこり。。
シュー生地の中にたっぷりの白あんと、ゴロゴロ栗が入っていてとっても美味しかった。
「おいしかったお菓子リスト」にさっそく入れた。
気に入ったものだけを選び取る
春になって毎日通る道では草花が日々もこもこ成長して、目を楽しませる。
光や風の匂いや色とりどりの花たちにいちいち感動している。
こんな時は要注意。感受性が研ぎ澄まされて、マイナスな感情まで敏感になってしまうから。
自分も人間なのに、人とかかわるのは何でこんなにも大変なんだろう。
言葉の無い世界で気に入った景色にだけ反応していられればいいのに。
人の感情を景色のように見ればいいのか
そして気にいったものだけを選び取る技術を鍛えないといけないのかもしれない。
こまっている
もう40年も生きているんだから、こんなふうな根本的な悩みは軽々と解決できても良さそうなのに
何故かできないのは、やっぱり才能が無いんだろう。
人間関係。
黙り込んでうずくまる。
完全に隠すことしないのは、意地っぱり。
何とかしてくれと頼むのは「神様〜!」なんていう宛の無い代表格。
なんだか酷く疲れてしまいます。とにかく、眠い。
生真面目
突出したいとか、驚嘆してほしいとかいう思いがつい奇抜な演出なんかを探させてしまうんだけど、
そんなことより、もっと自分を見つめられるようになりたい。
インターネットでたまたま目にした手編みのマフラーが、編み方はシンプルなんだけど"生真面目さ"が出てて美しいと思った。
そういう生真面目な美しさが、自分にも欲しい。